少し前のことになりますが。
えっ?と驚く不思議なことがみっつ立て続けにありました。
ちょっと話題がアレなんですが、始まりは義理母が他界した際で。
弱っていた義理母のお見舞いに帰阪した際は、まだしっかりとしておられて、私たちはそのお顔を拝見し、ちょっとほっとして東京に戻りました。
しかし訃報が入ったのは、その翌日でした。
息子(夫)の顔を見て、安心されたのでしょうか。
まず、一つ目の不思議なこと。
通夜・葬儀を終え、初七日の行事の日。
お坊さんがお経を唱えている最中に、なんと骨壺の隙間から、カナブンがブ―――ンと飛び出してきまして。
まだ温かいはずの骨壺。いつの間に入ったんだろう?
と言うのも、その初七日は火葬の直後だったんです。
現代の葬儀の常識は7日を待たずして法要が執り行われることが、非常に多くなっているのだそうです。
現代の葬儀の常識は7日を待たずして法要が執り行われることが、非常に多くなっているのだそうです。
遠方の身内や親せきは、なかなかそう何度も集まれませんからね。
そんな人間どもはバタバタの中、カナブンはもしかしたら骨壺の中からではなく、
祭壇の裏にそっと隠れていたのかもしれませんが、
でも、わたしはその時にピンと感じるものがありました。
【亡くなったら人は蛾や蝶になって戻ってくる】と言い伝えがあるのを思いだしたのです。
信じる信じないは別ですが、わたしはなんとなく、これは義理母じゃないのかなと。
「あら、お義母さんはカナブンなんや。」と夫に話したら
「あら、お義母さんはカナブンなんや。」と夫に話したら
「そんな迷信、うちの家系じゃ誰も信じへんよ」と、あしらわれました。
二つ目に不思議なこと。
全ての行事を終えて、箕面の実家で一息ついて、ふと携帯を見るといつも仕事をくれる企業からメッセージが。
クライアントから急な仕事の依頼。内容は、横浜のホテルで開催される結婚式の”裏方さん”を記事にするというもので、日程は明後日で急だけどお願いしたいと。
「え~急すぎるよー無理だよー。しかも今、大阪だよー。さらに今、喪中だから結婚式出れないんじゃないの~。」
なんて言ってたらギャラをいつもより40%盛ってくれて。
なんて言ってたらギャラをいつもより40%盛ってくれて。
んんん~お通夜から葬式そして初七日まで全て滞りなく済んだし…
先に義理弟夫婦も、とっとと帰ってましたし、
結婚式出席もそもそも仕事であって、わたしの身内の参列じゃないし…
もともと数少ない仕事の依頼を断るなんて無碍にしたくないし…
夫に相談したら「お前、先帰ってええよ。」とアッサリ。
取材依頼の着信履歴を後で確認したら、丁度、義理母の火葬を終えた直後くらい。
このタイミングで、この内容の仕事が来るかぁ~と、つい考えてしまう。
なんだかお義母さんが仕事くれたような気がするんですよね。
取材依頼の着信履歴を後で確認したら、丁度、義理母の火葬を終えた直後くらい。
このタイミングで、この内容の仕事が来るかぁ~と、つい考えてしまう。
なんだかお義母さんが仕事くれたような気がするんですよね。
結果的に取材して良かったと思います。幸せそうな人々の中で心が明るくなりましたし、改めて自分の結婚式の誓いを思いだし、初心に戻って夫婦仲良く暮らしていかなければなと人生を見つめ直すことができました。
病める時も、健やかなる時も・・・はい。誓いましたわ、確か。はぁ。おっとっと。 夫と。
病める時も、健やかなる時も・・・はい。誓いましたわ、確か。
最後、三つ目に不思議なこと
まずは、ひとりで先に東京に戻ってきた訳ですが。マンションの前に辿り着いた時のこと。これが一番、ぎょっとしました。
ナクシタモノ(ピンクのウィンドブレーカー)が、突如マンションの駐車場に現れたのです。
ナクシタモノ(ピンクのウィンドブレーカー)が、突如マンションの駐車場に現れたのです。
亡くした者が出てきた訳ではありません(笑)
話をさかのぼって説明しますと一か月以上も前のこと。
夫は洗濯王子。「今回の洗濯したんあんたやんかー!風で飛ばしたやろー。」と、愛用の上着が見当たらないことを夫に訴えていたのが、このピンクのウィンドブレーカー。彼は干す時たまに、洗濯バサミで止めない癖があるので、風で飛ばしたんでは?と疑ってました。
夫は洗濯王子。「今回の洗濯したんあんたやんかー!風で飛ばしたやろー。」と、愛用の上着が見当たらないことを夫に訴えていたのが、このピンクのウィンドブレーカー。彼は干す時たまに、洗濯バサミで止めない癖があるので、風で飛ばしたんでは?と疑ってました。
でも、夫は「いや!俺、畳んだ覚えあるし!(断言)」と、きっぱり。
さらに「お前がどっかに間違えて仕舞ったんやろ、タンスちゃんと探せよ!」と逆切れされる始末。
さらに「お前がどっかに間違えて仕舞ったんやろ、タンスちゃんと探せよ!」と逆切れされる始末。
結局見つからず、もうすっかり忘れてました。あれから一か月。
新幹線に揺られて(揺れないが)家に着いたのは、もう夜分遅く。ちょっと疲れてまして。
で、マンションの地下のガレージでドキッΣ(゚Д゚)
で、マンションの地下のガレージでドキッΣ(゚Д゚)
わ、誰か居るっ!?・・・え、あれ?これ?私がずっとないと訴えてた上着やん!
暫く、マンションの隙間のどっかに落っこちてたんでしょうね。
わざわざ見知らぬハンガーで地下のドアノブに掛けられて、ちょっと汚れた姿で発見されました。それにしても誰が探し出して、このタイミングで、ここに置いてくれたんでしょう?
わざわざ見知らぬハンガーで地下のドアノブに掛けられて、ちょっと汚れた姿で発見されました。それにしても誰が探し出して、このタイミングで、ここに置いてくれたんでしょう?
全部、現実的に考えればたまたま偶然が重なっただけのことなんでしょうけれど、
私にとっては、全てこのタイミングで何故?という不思議に思う出来事でした。
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