2017年4月29日土曜日

私の自転車熱に火をつけた運命の一冊【サクリファイス】

折角、ラベルに ”本 ”というタイトルをつけたのに、放置気味だったこのページ。
もしかしたらクリックして下さった方もおられるかもしれないので、今日はきちんとその本と向き合って書いていきたいと思います。

以前、雑記ブログ中に熱く語り合いたい本としてご紹介したのが、【サクリファイス】
ロードレース×ミステリー小説で、主人公の白石誓の控えめだけれど熱い彼のチームスポーツに対する想いが切なく、愛おしく。




まずはあらすじから・・・

" ぼくに与えられた使命、それは勝利のためにエースに尽くすこと―――。

陸上選手から自転車競技に転じた白石 誓は、プロのロードレースチームに所属し、各地を転戦していたそしてヨーロッパ遠征中、悲劇に遭遇する。アシストとしてのプライド、ライバルたちとの駆け引き。かつての恋人との再会、胸に刻印された死。
青春小説とサスペンスが奇跡的な融合を遂げた!
                        大藪晴彦賞受賞作。”

小説サクリファイスの単行本

6年前、ロードレースについてろくすっぽ知識のなかった私がこの本に出会って
ほんの少おぉ~~~し知識が深まり、そこからバイク熱にボンっと火がついた一冊で。


そもそも私はトライアスロンがやりたくてバイクに乗り始め、もうバイク歴は6年にもなるのにツール・ド・フランスも、ジロ・デ・イタリアも未だにあまり興味が沸かない。

野球観戦もテレビで見るのは、長時間過ぎてじっとしていられない。
(たまに野球場に行って仲間とわいわいビールでも飲むならまぁ良いかな)

箱根駅伝だって、ひとりで走ろうって企画を立ててこのブログに記したもんだから、
コースについては知識が増えたけれど、駅伝の選手や詳細は失礼ながらほとんど知らず。

トンネルの中の落書きと同じポーズをとる自転車乗りの私
物語で出てくる十三峠。そこを登り切った先にあるトンネル内の落書き

もともとスポーツは自分がするものだと思っていて、観戦するのは苦手な口。
テニスだけは割と短時間だし昔はシャラポアが好きだから見ていたけど、あれも日本では真夜中の放映だから、いつの間にか自分がテニスを止めてからは見なくなった。

しかし、この本はスポーツ音痴な人でも、きっと引き込まれると思う。
というのも一歩譲って、殿方を立てる日本人的な奥ゆかしさに似たところがロードレースにはあって、この本はその描写が見事で、そこが自転車素人でも共感できるのだ。
実際に他の人の書評を見ても” おばあさんが読んでも引き込まれる ”くらいなのだから。

よく自転車は紳士的スポーツと言われるんだけど、そもそも値段がお高いし、守るべきマナーやルールが多いのが由縁かなと思う。それに加えて一歩間違えれば死に繋がる恐ろしいスポーツだから、紳士という言葉で権勢をかけているのかもしれない。運動神経以外に判断力やメカに対する知識も必要となってくる。一方でかつてはドーピング問題になった有名選手も多く、疑惑の世界でもあった。大人って汚い。ミステリー的な要素もサクリファイスには含まれている。

勝尾寺の前で、友人達と自転車で登った時の記念写真
この勝尾寺も物語の一節に出てくる

ロードレースには役割があって、エースアシストがいる。まるでのように。
サクリファイスを読んで、初めてこの美しい構図があることを知り、一番じゃなくてもカッコいい生き方はあるんだということに心を揺り動かされた。

一人で戦うトライアスロンとはまた違う走り方。

自分だけが勝ちたいから、がむしゃらにしゃしゃりでるのではなく、チームを優勝に導くために、身を犠牲にしてエースを一位にするべく共に走る。白石 誓は確かチームで一番若いのに一番洞察力が高く、頭が良いなと私は思う。なのに自分をクールだと鼻にかけていないウブな感じが良い。大人の駆け引きともいえるこのスポーツを、まだ十分楽しみ切れていない若さとでも言うべきか、苦悩する様子も愛しい。


本来ならこの話はサクリファイスで完結だったのに、発売後に人気が出てシリーズ化されて今でもヒットしています。色々出ていて次はどれを読むべきか?わからない人の為にまた次回作を紹介していきます。本当に面白いので、まずはこの本から手始めに是非読んでみてください。


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